Tasakiです。
いよいよWWDCが近づいてきました。
今年は例年になく大きな発表が目白押しのようで、待ち遠しい限りです。
さて、今回から、Xcode4のコーディングを助ける便利機能についてみてみたいと思います。
以前のバージョンから存在していた検索と置換が4になってグラフィカルにパワーアップしました。今回はこれを取り上げます。

上の図の虫眼鏡風のアイコンを選択してみます。

すると、直下にFindというラベルとその右に検索バーが表示されます。
ここで、検索したい文字列を入力すれば、プロジェクト(ワークスペース)全体から部分一致する文字列が抽出され、リストで表示されます。
これだけ見ると実にシンプルでいいんですが、検索オプションが見当たりませんよね。
これを設定したい場合は、検索バー上の虫眼鏡を選択します。
すると、次のようなリストが表示されます。

ここで、"Show Find Options"を選択すると、検索オプションが表示されるようになります。
では、置換をする場合はというと、左の"Find"を選択します。
その後、表示されたリストに"Replace"という行がありますので、そちらを選びます。
そうしたら、検索用UIの下に置換用UIが現れます。

あとは置換対象の文字列と変換後の文字列を入力して、"Replace"なり"Replace All"なりを選ぶ訳ですが…
何やら左に"Preview"と書かれたボタンがあります。
これを選んでみると…
なんと置換対象がグラフィカルに一覧できるではありませんか。
この部分は変えたくないとか、このファイルは対象外にしたいとか、そういった細かい設定をした上での一括置換ができます。これは便利です。
また、置換操作実行時にはプロジェクトのスナップショットを保存しておくか確認がされます。
万が一意図しない変更があった場合に容易に元の状態に戻すことができるわけですね。これもイイ!
ちょっと慣れるまで大変なところはありますが、一度慣れてしまえば、かなり使いやすくなっているのは間違いありません。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://appteam.blog114.fc2.com/tb.php/188-97f3cbdb