このブログ内にて、XCode4でIPAファイルの出力方法が紹介されていますよね。
私も案件にてIPAを提出する機会があったので、手順に沿って出力してみたところ、
iTunesから転送完了直前にエラーが発生し、転送が完了できませんでした。
それはなぜか?それを調べてみたところ意外な落とし穴がありました。
あ、どうもUTOです。

Productの「Archive」メニューからビルドすることで
プロジェクトがIPA出力準備が可能になり、「Share」ボタンからIPA出力時に使用するAdhoc設定のプロビジョニングを選択して出力するのですが、
うまくいきません。
今までXCode3でしか出力したことがなく、
XCode3ではビルドの前にメニューから構成情報をAdhoc設定のものにした上で、
アーカイブファイルを作り、IPA出力時にもう一度Adhoc設定にしたものを選択するっという流れだったのですが
XCode4って構成情報をプロパティウィンドウなしでは切り替える部分がないです。
プロジェクトのプロパティ画面の「Command line builds use」をAdhocにしてみましたが、
結果は変わらず…OTL
なにがいかんのや~っと思い、
調べた結果、「Archive」実行するときの構成情報ってどうなっているの?という部分があり
確認してみることに

ここをクリックして

Edit Schemeを選択します

すると「Achive」の構成設定情報を変更可能ではないですか
ちなみに失敗していたプロジェクトの設定はここがReleaseになったままでした。
つまり、通常の開発用プロビジョニング設定であるReleaseビルドでアーカイブファイルが作成され、
IPA出力時にAdhocの設定を適用していたのが原因だったようです。
IPAがうまくいかないっという方は一度確認をしてみてください。
ではでは
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://appteam.blog114.fc2.com/tb.php/200-8caf92cc