Tasakiです。
そろそろMountain Lionが登場になりそうですね。
iMessageがMacから使えるようになるのは、とても便利そうです。
さて、今回はアプリのファイルサイズについての小ネタを紹介したいと思います。
1. AppStoreでのファイルサイズ
まず、AppStoreに並んでいるアプリのファイルサイズですが、これを開発中に厳密に知ることはできません。
しかし、なんとなく判断するための要素がいくつかあります。
まず、Xcodeでアーカイブを作成したときに現れるEstimated App Store Sizeについて、

これは、その時点で作成しているアーカイブのファイルサイズを表しているようで、実際にAppStoreに表示されるサイズよりは大きくなります。
もう1つ、ipaファイルを作成して、そのサイズを測るという手があります。
この場合は、上記のサイズの約半分になります。
ただ、AppStoreに表示されるサイズよりは小さくなります。
以上のことから、AppStoreに表記されるファイルサイズは以下のように表されます。
アーカイブから作成したipaファイルのサイズ < AppStoreの表記サイズ < Estimated App Store Size
まあ、結局よく分からんということですね。
3G回線のDL制限を考えるともう少し正確な情報が知りたいところですが。上記は、Xcode4.5にて改善されたようです。
詳しくは
こちら。
2. アプリサイズの削減
アプリサイズを削減するときに、ほとんどの場合で、一番大きく影響が出るのが画像のファイルサイズを圧縮する方法です。
これについては、背景のタイリングやボタンを伸縮可能画像にするなどの対応も有効ですが、PhotoShopから書き出された画像については、一旦他の画像関連ツールで開いてからpngとして書き出すことで削減できることがあります。
おそらくPhotoShopからの書き出し時点で余分な情報が付加されていることが原因と思われます。
今回は、この辺で。
2012.7.17 追記
最近リリースしたアプリがアーカイブから作成したipaのサイズより、若干小さくなっていました。よって、上の不等式も成り立たないケースがあるようです。(もっとも、下に外れる分には大歓迎ですが)
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